はじめまして。Food Artist•文筆家の佐々木麻子です。海外のホームパーティーや国内でのケータリング経験から、誰でも手軽に作れるパーティー料理レシピについて、お伝えしていきたいと思います。

今回は、「ホームパーティーにお役立ち!1品で3つ以上のメニューにアレンジできる簡単レシピ」と題し、作り置きメニューをパーティー料理に変身させちゃうワザをご紹介します。

ホームパーティーでは、どんな料理を作るべき?

自分がホストになり、ホームパーティーを開くとなると、どんな料理を作って良いかわからない。またポトラックパーティーで何を持参したら良いかわからないという声をよく聞きます。

そんなとき、気合いを入れて高価な材料を用意したり、時間のかかる料理を用意したりする方も多いかもしれませんが、それが続くと疲れてしまいます。また作り慣れていない料理を作り、失敗してしまうと、せっかく楽しみにしていた気分が台無し。

だから、1品は作り慣れている料理(わが家の定番メニュー)をスペシャルな盛り付けにするだけにすると、気持ちの余裕ができ、ホームパーティーをより楽しめますよ。

たとえば、これからの季節なら「ラタトゥイユ」。いわゆるナスやズッキーニ、パプリカなど夏野菜のトマト煮込みです。わが家では、作り置きメニューとして活躍している1品。通常は、材料の野菜を乱切りや輪切りで作ることが多いと思います。それを今回は、ホームパーティー用にさいの目切りで、作ってみましょう。

すると、写真下のようになります。夏は、冷蔵庫で冷やして冷製にするのも良いでしょう。

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さいの目ラタトゥイユのレシピ

【材料•作りやすい量】

ナス…小2本 ズッキーニ…1本 パプリカ(赤)…1/2個

パプリカ(黄)…1/2個 セロリ…1/3本 玉ネギ…1/2個

ホールトマト…1/2カップ 白ワイン…1/4カップ ニンニク…1かけ

ローリエ…1枚 オリーブ油…適量

【下準備】

野菜はすべてさいの目切りにする。
ナスとズッキーニは軽く塩をし、アクを抜いておく。

【作り方】

1.鍋にオリーブ油、ニンニクを入れて熱し、香りが出て来たら、セロリ、玉ネギを加えて、全体が透き通るまで炒める。
2.パプリカ、ナス、ズッキーニを入れ、全体に油が回るまで炒める。
3.ローリエ、白ワインを入れて、アルコールを飛ばし、ホールトマトを加えて、水分がほとんどなくなるまで煮詰め、塩、コショウで調味する。

「ラタトゥイユ」をどうアレンジするの?

2品目は…トーストしたバゲットにのせるだけで、「お手軽クロステーニ」。

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3品目は…ショットグラスにレモン味のクスクスやカッペリーニを入れ、「さいの目ラタトゥイユ」をのせます。その上にハーブやマスカルポーネチーズなどを飾ると、「簡単ピンチョス風」。

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クスクスの代わりにアマランサスやキヌアを入れたり、三日月型にカットしたグリーントマトをトッピングしたりするなど、話題のスーパーフードや新しい食材を取り入れると、ホームパーティーの話題になるのでおすすめです。

プラスチックのショットグラスはwebサイトなどで、リーズナブルに購入できます。

最後に…ポトラックパーティーの持ち寄りメニューとして、お役立ちなのが「バゲットキッシュ」。

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作り方は簡単。まずバゲットを縦半分、横半分にカットし、手で簡単にちぎれるように切れ目を入れます。

キッシュのアパレイユ(卵液…全卵…2個 生クリーム…100cc コンソメ(顆粒)…小さじ1をボウルに入れて混ぜる)をバットに入れ、バゲットの切れ目を下にして30分ぐらい浸す。

その上に「さいの目ラタトゥイユ」をのせ、ビザ用チーズをトッピングしたら、250℃のオーブンで10分焼くだけ。

持ち運ぶときには、オーブンシートで全体を巻き、キャンディー包みにすれば良いだけなのでラクチン。

常温でも美味しいですが、会場にオーブントースターがあれば、軽く温めてから提供すると良いですね。包み紙を開き、つなげてセッティングすれば、注目の的に。

他にも餃子の皮で「さいの目ラタトィユ」とピザ用チーズを包んで揚げたり、オムレツやミートローフの具にしたりするなど、さまざまなメニューに応用できます。

このように、いつもの作り置きメニューの切り方を変えるだけで、パーティー料理に変身させちゃうワザのご紹介でした。ちなみにラタトゥイユは、冷凍保存できるので、急なパーティーのお誘いに備えて、常備しておくのもおすすめです。これからもいろいろなパーティー料理をご紹介していくので、お楽しみに!

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佐々木麻子
1975年、神奈川県・横浜生まれ、茅ヶ崎育ち。 法政大学文学部日本文学科在学中に赤堀料理学園フードコーディネーター科を卒業。大学卒業後、編集プロダクション、広告制作会社などを経て、編集・ライターとして独立。仕事の傍ら、ジュニア野菜ソムリエを取得し、横浜のアートスペース「BankART」でイベント店舗「Asako’s Bar」を営業するなど食の世界へ携わるようになる。 2009年渡英。ロンドン郊外の公立カレッジ「Redbridge College」のシェフコースに通いながら、現地のミシュランレストランやベジタブルカフェの厨房を経験。帰国後もイタリア・ボローニャの料理学校に留学するほか、「フランス料理文化センター」主催のフランス料理基礎コースを受講するなど研鑽を積んでいる。 渡欧期間を含む2009年から現在まで、欧州・アジアを中心に100都市以上で食探訪を続けているため、和食を中心に、外国料理のメソッドを取り入れたレシピ開発が得意。 またFood Artistとして、韓国やマレーシアのアートスペースに滞在。ワークショップを行なうなど、海外での活動も広げている。 現在は、広告や雑誌のライティング、レシピ作成、フードスタイリングなどを担当。2011年からは「Conceptual Eat」をテーマに展覧会のケータリング料理などにも携わっている。 著書は「イラストでよくわかる 料理の基本とコツ」(彩図社)、「作りおき ストックおかず」(エイ出版社)、共著「インスタント食堂」(宝島社)など。 【ブログ】 https://asakosasaki.amebaownd.com/