日本ホームパーティー協会ワインアドバイザーのhiroです。

前回の記事では、通常のワイン向けとして
ワイングラス、何を用意すれば良いのか悩んでいませんか?
で、1種類だけワイングラスを用意するならどのグラスが汎用性高く使い勝手が良いかをご紹介しました。

でもホームパーティーでは、あるだけできらびやかさが増すシャンパン(シャンパーニュ)は欠かせませんよね。
静かに立ち上る泡、華やかな香り、美しい色合い。
シャンパーニュをより楽しみたい、それを満たしてくれるのは、どんなグラスなのでしょう。

そんなホームパーティーのシーンをより飾ってくれるシャンパングラス(シャンパーニュグラス)を今回のテーマとして触れていきたいと思います。

まずシャンパングラスにはどんな種類があるのか、見ていきましょう。
大まかに分けて4種類のタイプが存在します。

タイプ1. クープタイプ
クープタイプのグラス
このタイプのグラスは、デザートグラスやカクテルグラスのような広く浅いタイプのグラスで、シャンパンタワーに使用されたり、また一部の晩餐会で使用されていますが、一般的にはシャンパーニュにはほとんど使用されていないタイプです。
昔はシャンパングラスといえばこのタイプを指していたのですが、現在となっては写真や映像で見ることはあっても、あまり実物を見た方はいらっしゃらないのではないでしょうか。
例えばリーデルでは、クープ/モスカート/マティーニ (6449/9)がこれにあたります。

タイプ2. フルートタイプ
フルートタイプのグラス
するっと細長いスタイルのこのグラスは、現在シャンパングラスと言えばこのタイプをさしているといってもいいほど、見る機会が多く、また使う機会が多いグラスではないでしょうか。
底から液面までの距離が長く取れることから、立ち上る泡を目でより楽しめるグラスです。
例えばリーデルでは、シャンパーニュ (6416/8)がこれにあたります。

タイプ3. 少し膨らみをもったタイプ
少し膨らみをもったタイプのグラス
このグラスは、2のフルートタイプに少し膨らみをもたせたタイプとなっており、近年良く見るようになってきたタイプのグラスです。
フルートタイプ程ではないにしろ、底から液面までの距離はそこそこ長く取れることから、立ち上る泡を目で楽しめる上に、香りをさらに楽しむことができるグラスです。
例えばリーデルでは、キュヴェ・プレスティージュ (6416/48)がこれにあたります。

タイプ4. シャルドネグラスタイプ
シャルドネグラスタイプ
アレ?と思われる方がいらっしゃるかもしれません。
前回の記事で「少し小振りのボルドータイプグラス」としてご紹介したタイプがここでも登場します。
このグラスは立ち上る泡はあまり楽しめませんが、シャンパーニュやスパークリングワインを「ワインとして」、その色合いや香り、味わいをじっくりと楽しむことができるグラスです。
例えばリーデルでは、ヴィオニエ/シャルドネ (6416/5)がこれにあたります。

簡単ながらそれぞれの特徴を挙げてみましたが、これを比較してみますと、おおよそ次のようになります。

泡立ち 香り 洗浄 入手 収納
タイプ1
タイプ2
タイプ3
タイプ4

特徴と表による比較をみていただくと、何に重きをおくかによってシャンパングラスの選び方が変わってくるのがお分かりいただけるかと思います。

・泡立ちを楽しみたい
→タイプ2またはタイプ3
・香りを楽しみたい
→タイプ3またはタイプ4
・グラスの種類や数を減らしたい
→タイプ4
・シャンパンタワーを作りたい、または優雅に飲みたい
→タイプ1

こうしてみますと、細長いがゆえに洗浄と収納のしにくさがありますが、シャンパーニュ(スパークリングワイン)用にグラスを用意するのであれば、タイプ2または3がやはり向いていることがお分かりいただけるかと思います。

もちろん、汎用性も大事ですので、これも考慮に入れつつ、収納や洗浄も考慮に入れるのであれば、タイプ4で通常のワインだけでなくシャンパーニュ(スパークリングワイン)も楽しむという手もあるのがお分かりいただけるかと思います。

いかがでしたでしょうか。
ワイングラスも、そしてこのシャンパングラスも様々な種類があって選びづらいところがあるかと思います。
様々なシチュエーションにあわせて種類を揃えられるのであればそれがベストかもしれませんが、種類を揃えなくともよりおいしく、より楽しめるように参考にしていただければ幸いです。